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──◇◆ 1.診断士の目 ──────────────────

情報のアンテナにはチューナーをつなぐ
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「情報の感度を高めろ」「情報のアンテナを磨け」というのは、今ではビジネスにかかわる人、全員に要求されていることです。ところが、そう言い続けていながら、それでも人によって感度が鋭い人、まったく鈍い人がいるのはなぜでしょうか。経営者の皆さんにしてみれば、ご自身も含めて、全員が「超高感度」のアンテナを持って欲しいとお考えでしょう。

話は変わりますが、有名な「ニュートンのリンゴ」をご存知かと思います。では、どうしてニュートンがリンゴの落下によって万有引力の法則の発見に至ったか、です。彼自身の言葉を借りて言うと「いつも考えていたから」だそうです。

道を歩いていても、食事をしていても、また、床に就いたときも、いつもあるテーマに関心を持っていれば、ほんのささいな出来事から、すばらしい情報や解答が得られるということは、ニュートンの例に限らず、実に様々な場面であります。

これこそが、「チューナーにアンテナをつなぐ」ということでょう。ラジオには、アンテナ以外にチューナーという回路があります。テレビでも同じです。聞きたい、見たい、放送局の周波数にチューナーを合わせて、はじめてアンテナは必要な情報を機械に送り込んできてくれます。チューニングがずれていれば、どんなに大きなアンテナでも、何も伝えてはくれないのです。

新聞を読むとき、あるいは、テレビや週刊誌を見るとき、専門書や雑誌などを読むときでもそうですが、テーマの設定が情報収集には必要です。

例えば「変化」というテーマ
去年と今年、先週と今週、新聞のニュースで何がどう変化したか。なぜ、文字が大きくなったか、写真が増えたのか減ったのか、漢字はどうか。もちろん、ヒット商品の動向や法律、環境、インフラ、様々な料金などの変化も。こんなことからでも、市場の変化、ニーズの変化は読み取れます。要するに変化がビジネスチャンスだと、いつもチューナーを合わせているか、です。

テーマは、変化だけではありません。「競合」「拡大・縮小」「幸福」「脅威」「緩和」…、いくらでもあります。

ビジネスに「幸運」は、確かにありますが、より多くの幸運にめぐりあえるのは、アンテナとチューナーが揃っているとき、ではないでしょうか。


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