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──◇◆ 1.診断士の目 ──────────────────

マズローの欲求5段階説
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資金繰りに苦しむ中小企業が少し品質を落とし、わずかな利益を水増しすることはいけないことでしょうか。貧しい国の飢えに苦しむ子供たちが観光客の物を盗んだり、物乞いをすることはいけないことでしょうか。

もちろん悪いことには違いありません。ただ、これらはある程度必然的な状況から行われるような気がします。

「マズローの欲求5段階説」という理論があります。これは人間の欲求は5段階に分けられるという理論です。

最もレベルの低い5段階目は「生存欲求」
生きていくのが精一杯で生き延びたいという動物的欲求です。冒頭の2例はこの「生存欲求」レベルの話で、この段階にいる場合はある意味必然的で仕方のない話と言えます。いち早く抜け出さねばいけない状況でしょう。

次に低い4段階目は「安全欲求」
生き延びることが可能となると個人も企業も自分の身を外敵や危険から守りたくなります。今の状況を最低でも守りたい。良い環境の場所に住みたいことや保険に入ることはこの一例でしょう。

3段階目は「社会的欲求」
安全性が保障されると社会的にも認められたくなるというものです。地域の一員、コミュニティ作り、社会的に認められる会社になりたいという欲求です。

上位から2つ目、2段階目は「自尊的欲求」
ある程度の欲求が満たされると自分が人から尊敬されたくなる、上昇志向のゴールです。お金が満たされると地位や名誉が欲しくなるというものです。

そしてついに頂上の1段階目は「自己実現欲求」他人の目は関係なくなり、自分のミッション・ビジョン・価値観を達成するのが目的となります。ここまでたどり着くのは通常の場合、大変むつかしいものですが最終的なゴールとして個人であれ、企業であれ、当然目指すべきところでしょう。

さて、ところであなたは今、何段階目ですか?


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