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| ザ┃・┃フ┃ァ┃イ┃テ┃ィ┃ン┃グ┃経┃営┃戦┃略┃ |
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| ──◇◆ 1.診断士の目 ────────────────── |
キャッシュ・フロー計算書 |
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| 最近注目を浴びているキャッシュ・フロー計算書では3つの区分があります。1つ目は営業活動によるキャッシュ・フロー(以下CFと表示します)です。2つ目は投資活動によるCFです。固定資産の取得と売却や有価証券の取得と売却等によるCFを表しています。そして最後が財務活動によるCFです。営業活動および投資活動を維持するための資金調達等のCFを表示します。 |
それでは、全ての区分のCFがプラスであればよいのでしょうか? |
| 最も大切なことは、営業CFは必ずプラスであることです。利益が出ていても、資金が足りないとよく経営者から聞かれます。成長期の企業や、売上が増加している企業は利益から生み出されるCFでは、売上に比例して増加する仕入や経費の支払いが賄いきれないからです。過度の拡大は資金ショートにつながりますから、黒字倒産とならないように注意が必要です。 |
営業CFは事業の健全性を表します。事業リスクの大きい事業では一時的にマイナスもありえますが、マイナスが何年も続いていれば、経営上の問題を抱えていることになります。 |
投資CFは通常はマイナスです。投資CFは将来の利益獲得や資金の運用のためにどの程度資金を支出し、回収したかを表します。従って、有価証券等の売却をした場合を除いて、投資CFがプラスもしくはゼロということは、将来の利益獲得のための設備投資等を行っていないことになります。設備投資を行わずにCFをプラスにしている企業は、現状は資金的に余裕があるのですが、将来の事業のための設備投資を怠っているので、将来的には営業CFを生み出せない事態になるということです。従って投資CFは通常マイナスなのです。しかしながら、営業CFを上回る過度の設備投資等は倒産につながる可能性もあるので、営業CFの範囲内というのが原則です。 |
財務CFはその埋め合わせですが、基本的には投資CFのマイナス分を営業CFで賄えて残りの資金を有利子負債の返済に充てることが望ましいです。 |
財務CFがプラスであれば、何かのために資金調達したことを表しますから、調達した資金が何に使われたのかチェックすることが、大切です。 |
皆さんも、自社のCF計算書をよく確認してみてください。 |